帰宅困難者

先だって、昨今の異常気象について「日本列島どこに住んでいても、明日は我が身。他人事ではなくなっていますね。」と書いたその二日後に、我が街は線状降水帯の発生にみまわれ記録的な1時間降水量となりました。
家の前は冠水しましたが予報が出ていたので、車は高台に事前に避難させ大丈夫で家の中までの浸水は免れました。
本当に「我が身」に起こったことで、いろいろ考えさせられています。
テレビでは帰宅困難者の画像が繰り返されていました。
知人の会社でも帰宅できずに事務所で夜を明かした人が出たとのことです。
女性の身で事務所の椅子を並べて横たわることはさぞかし酷だったことでしょう。
こんなに異常気象が続き、想像を超えることが頻繁に起こっている訳ですから、
企業の危機管理意識をアップデートしていかなくては、これからも帰宅困難者の映像は繰り返されることでしょう。
「大雨が降ってから考える」のでは遅く、前日に休業・出勤停止を判断できる仕組みを作っておくことが重要だと思います。
大企業ならできるが中小零細などはとても無理。 もうそんなことは通用しない時代に入っています。
従業員の緊急連絡網を整備
テレワークや早期帰宅の基準を決めること。
これくらいはできることではないでしょうか?
従業員は会社の指示がなければ動けないのです。
「個人の判断に任せる」などということは無責任極まりないと思います。
会社のルールを破り勝手な行動をして帰宅困難になれば自業自得ですが、形でだけのルールがあり、それが従業員に周知されていなく災難にあうということもあります。
万が一、どうしても足止めになり会社(事務所)にとどまる事態が発生した場合は、
食料や飲み物、簡単な寝具など、備品も用意しておく。
ビジネスホテルの手配までできる余裕がない会社なら、それくらいはしてほしいものです。
何度も「帰宅困難者」の映像を観るたびに、大雨に備えた企業の危機管理の甘さにため息をついています。




