覚悟の決断に甘え無し
「結婚までの段取りは積極的にしていくくせに、日頃のコミュニケーションは希薄。
これって相談所の言う通りに動いているだけで、ただ「結婚」がしたいだけではないか?
別に私でなくても良いのでは? なんだか大切に思われていないようで悲しいです。
このまま本当に結婚してよいのか、もう分からなくなりました。」
お相手の男性は口が重く、行動も積極的でない。迷いながらも交際がスタートしました。
ただ、人柄は誠実で優しく、彼女の思う通りに動いてくださるので、
「彼のパーソナリティを受け入れることができるなら、あなたが好きなように交際を引っ張っていけば良いのでは」というアドバイスをしました。
ただ、葛藤はずっとあったようで最後に抑えきれなく、当方に相談を寄せられました。
男性は彼女の気丈な性格にある意味安心して乗っかっていたのかもしれません。
自分という人間を分かってくれている、唯一の理解者だとも…
でも、それは都合の良い甘えですよね。一方の我慢の上で成り立つ関係など長続きするはずがありません。
もって生まれた性格を短時間で変えることはたやすくできませんが、努力してもらうしかない。
「貴方しか愛せない」という覚悟の上でやってもらうしかない。
それを明言していただく日が今日です。
ただただ、破局にならないことを願うばかりです。