【目は口ほどに物を言う】
たいへん素敵な男性とお見合いされた方の話です。
当日の会話は盛り上がり、彼女は「交際希望」の結果報告でした。
残念ながら男性は「目が合わなく、気持ちを感じることができなかった」と、お断りのお返事でした。
彼女に伝えましたところ「じっと目をみて話すなんて恥ずかしくできません」
「時々見ては話していましたし、お相手も楽しそうでしたよ」「お断りに納得ができません!」。とても残念で諦めきれない様子でした。
「会話は相手の顔を見ながら」というのはどなたでもご存じのはずです。
では、どのように見ておられるでしょうか?
「じっと凝視」は怖いですね。 「ひたいの辺」も相手によっては違和感を感じられます。 なら、どこが無難でしょうか?
「両目と鼻をつなぐ、逆三角形ゾーンを見ると自然」と言われています。
お相手の話を聞くときも同じです。
会話の中で相手や自分が特に伝えたい内容の時は「瞳」を見るようにすれば強調のメリハリがつきます。
●一番大切なことは「表情の反応」です。
相手の目を見ながら、会話の内容に応じて、あなたの表情が動かなくてはいけません。
共感できる話なら目も「そうそう」と一緒に動かす。驚く話ならびっくりする表情になるよう大きく丸にする。
表情の反応がないと、「相手はきちんと聞いてくれているのか? 」と感じ、次の話に移る気力を失います。そして差しさわりのない会話で終了。
会話が続いたことで反応が良かったというわけでなく、お相手は楽しくもなく合わせてくれていただけなのです。
会話に集中するあまり、前のめりになったり、姿勢の悪さが出てきたり。
そこまで意識が回らず普段の悪いクセが出てしまうと、それも印象の悪さにつながります。
こういったことを軽視して、会話の内容が重要だと思っている人は多いです。
今一度、表情やボディーランゲージの技術を磨いてくださいませ。
お見合いばかりでなく、どんな場面にも役に立ちますよ。