今も昔も女子が強い
待望の3番目の孫(初めての女の子)が無事誕生し、その後はてんやわんやの大忙しでしばらくブログもご無沙汰でした。
大変寒い日が続き、インフルエンザも猛威を奮っていますがみなさんお変わりございませんでしょうか?
実は孫誕生にはドラマがありまして本当はやばかったのです。
予定日をだいぶ過ぎても生まれなかったのは臍の緒に梅干し大位の血の塊ができており、そのせいで降りてこなかったようです。
検診時のエコーには何も写っていなかったということですので一瞬のうちに出来たのか見落としなのか分かりませんが、病院のほうでも初めての症例だということで予測がつかなかったのでしょう。
それで普通に陣痛促進剤の投与がされその結果子宮が収縮され梅干大の塊が圧迫され赤ちゃんがお腹の中で動かなくなり心拍数も急降下してしまいました。よって自然分娩は危険ということで急遽帝王切開の処置がほどこされ誕生した訳ですが、結果良しとしてもあとからその顛末を聞きぞっとしました.
女の子のほうが生命力が有ると言いますが、よくぞ孫は頑張ってくれました。
今、夏目漱石の「三四郎」を読み返しています。
そのなかでぷーと吹き出す下記一説がありました。 昔は素通りして読み飛ばしていたのかあまり覚えがないのですが今は切実に同感します。
*「どう云う所も、こう云う所ありゃしない。現代の女性はみんな乱暴に極まってる。あの女ばかりじゃない」
これが現代に書かれていたら別段普通ですが明治時代ですよ。驚きの感性です。
下記一説にも唖然としました。
*「然しこれからは日本も段々発展するでしょう」と弁護した。するとかの男はすましたもので「亡びるね」と云った。
すごくないですか? 今現代のまさに不安定な世相を予言してませんか?
トランプや何やらでほんとうにどうなるの? 心配の種があちこちにある現世界において、この「亡びるね」という言葉がどーんと響きます。
毎日のように新しい家族が誕生しています。
その家族が決して悲惨な運命を辿らないよう、間違いのない選択を人類はしていってほしいものです。
全く話が変りますが私も女性が乱暴と思うとき。それは自分の意に沿わない場合平気で冷淡な態度をとる時です。
こんな事がありました。
体調が悪くお見合い当日のそれもぎりぎりの時間にキャンセルが入りました。
当然男性はすでに出掛けておりました。 病気だから仕方ないですがあとの始末が悪かった。
再調整の希望日も自分が先行して出してこられ、それもかなり迫った日にちの1日だけ。
本来は迷惑をかけた男性のほうにチョイスしてもらうために複数日出してくることが筋ですし、
「先日ご迷惑をおかけしたのでお見合いの席のお茶代はもちろん私が負担します」ぐらいは言っても良いことです。
そういう配慮があって「いやいやお気になさらずに」と男性は言えるのですが、仲人がその辺をたしなめると、もう臍をまげて連絡一切よこさない。 全ての女性がもちろんこうだとは言いません。この女性が特別だとは思いますが随分乱暴な感性です。
その点男性のほうが気が優しいのか、こういう場合はかなりの低姿勢で気遣いされます。
女性である私がこんなことを言ってもと思いますが、今も昔もお気の毒にと思うのは男性のほうが多いかも…
くわばらくわばら。 地雷を踏まないようお気をつけあそばせ。