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Marriage Support Diary

感服。すてたもんじゃない。

猛暑でみなさんくたばっていませんか?
夏期休暇まであと少しのかたはいいですね~
私も来週末には息子家族が帰省してきますので楽しみに待っています。
ご縁の方もこのお盆休み中に互いの家に挨拶に行かれるカップルが多く
いろんな相談や成婚報告が連日届いております。
このたび成婚報告をくださった女性の言葉に感服し、まだまだ世の中すてたもんじゃないと感じいっております。
A子さんが幼稚園の年中さんの時にお父様が亡くなられ、やむなくお母様が働きに出ることになったとのことですが、お母様は子供3人を育てるため必死に働き出張も多くあったようです。そういった中で小学校のお兄さんとまだ幼稚園前の妹さんと3人で留守を守っておられました。寂しさと心細に押し潰されそうになっても、小さいながら妹たちのために食事作りや家事をしてくれるお兄ちゃんを困らせてはいけないと我慢し、お母さんの帰りを待ったとのことです。 今のような物騒な時代ではなかったにせよ何事もなく無事に済んできたことが奇跡のようです。
生きるためには仕方がないこと。過酷な事がこの世の中にたくさんあります。
遠い昔のことです。と淡々と話す彼女ですが、やはり自分の子供にはこんな経験をさせたくないので、自分達が何かあった時傍で子供の世話をしてくれる人がいてほしい。
だからお相手が結婚後親との同居は大丈夫と?と恐る恐る聞かれたとき、むしろ歓迎すると答えたそうです。
「私の両親は早くに親を亡くし兄妹も遠方だったので頼る人がいなく母は相当苦労し、それを見て育ちましたので、彼の両親に甘え頼っていきたいです」
その言葉に、今時こんなお嬢さんがいるのだ。あっぱれと感服してしまいました。
お相手の親との同居を嫌う、盆正月でも旦那さんの実家に顔を出さない(しぶしぶついていく)という女性が多くなった中で、本当に希少価値です。
幼い兄姉妹が肩寄せ合いの留守番に、近所の人が助けてくださったこともあったでしょう。そういう人の情けがどんなに有り難いものか、しっかり小さいうちに根付いたからこそ共存という考えが培われたのだと思います。
お相手の親様も大感激で立派な二世帯住宅を作ると大いに張り切っておられるとのこと。本当に嬉しい限りでございます。