歳月の中で
「熟年離婚の割合は、統計開始以来、過去最高を記録しています。
2022年には、離婚した夫婦のうち約23.5%が熟年離婚であり、これは約4組に1組が熟年離婚に該当する計算になります。」と、以前何かで聞いたことがあります。
まさに先月、熟年離婚をした知人が2人もいます。
いよいよ身近にも! 複雑な気持ちです。
不満の蓄積や気持ちが冷めただけなら、どんな夫婦にもあります。
それを抑え込んだり、諦めたり、目を逸らしたり、時には愛を感じたり。
居ないと困る存在として関係を維持していく夫婦がまだまだ多いのかな~
大なる決断ができる人は稀だと思っていましたが、世相や環境の変化の後押しもあり、バサッと実行する人が多くなりました。
もちろんそれなりの準備や葛藤は永い歳月の中であってのことだと思いますが。
取り巻く環境や状況変化により、互いの価値観や考え方は多様に変化していきます。
何かのきっかけで日常が大きく変わることが二度や三度ではありません。
それを乗り越えながら日常を維持していく人。
新たな人生を歩く人。
幸せの尺度は人それぞれですが、その尺度は不変ではありません。
長い~ 人生の中でこれも変わってきます。
今が絶対ではないし不変でもない。
ならば目の前にあるものは受け入れていき自身の考えを肯定していく。
その過程の中で決断するべき時はぶれないよう力を蓄えておくことが大事ですね。
再婚される割合も多いです。
熟年結婚のお世話はここ数年で倍増しています。
若い世代は以前から多いですが、「結婚は懲り懲り」というのは一時のことで、(よっぽどの酷い事情は別として)「結婚生活の良さ」も分かっているので再婚という道を選択されるのでしょう。
人生は長いな~ と つくづく思います。
選択技はあります。
それを見誤らないよう進んでいかないといけませんね。