「はい・いいえ」「べつに」で終わらせない
先日下記のようなデート報告を受けました。
「ご自身の仕事の話ばかりで、趣味など他の話題も振りましたが反応が良くなく、何の話をすればいいのか困りました。
結局は仕事の話に戻るのですが、結婚や家庭の話はほとんどなく、この方と結婚というイメージは正直、湧いていません。
話が広がらず、どの話題なら話が弾むのか、かなり悩みながら話をしていました。」
自分のことを話しすぎ、あるいは、話さなさすぎ。
このバランスが崩れると会話は続いていきません。
質問が表面的になると会話が広がりません。
「はい・いいえ」「べつに」で終わらない質問を意識しながら投げかければ会話が広がりやすいです。
(例)
休日はどんなふうに過ごていますか?
「そうなんだ! とても充実していますね。 ところで僕のほうは……」と展開していく。
最近のマイブームはありますか?
「いいな~ そんな趣味があって。僕は最近〇〇のドラマにはまっていて、その日は仕事をテキパキかたずけ、家にすっとんで帰ります。 」
お相手もそのドラマをご覧になっていたらテレビ談義で盛り上がります。
子供のころの夢中になった出来事は?
今のお仕事を始めたきっかけは?
日頃からどのように展開していくかを意識してイメージトレーニングしておくと、会話の広がりのこつが掴めるようになるでしょう。
お見合時や初回デートで沈黙があると焦ってしまう人も結構多いです。
その場をなんとかしなければ! と 矢継ぎ早に質問したり、
話題を次々変えてしまい、結局、なんだか分からない時間が過ぎてお開き。
「疲れただけの出会い」になってしまったというお声をよく聞きます。
沈黙を「悪いもの」と思っていませんか?
数秒の沈黙はむしろお相手が考えてくれているサインでもあります。
答えずらい質問であったため、どのように返答すべきか思案中かもしれません。
ニコッと笑ってお茶を飲みながら、言葉が出るまで待つ。
あるいは「質問の仕方がまずかったかな?」と笑いながら頭を掻いたり。
そういう態度があるとお相手は安心されます。
ただ「余裕」ある態度が横柄に映らないよう気をつけてくださいね。