複数交際について
あるかたからのご相談です。
「複数交際をしている現状ですが、時々心苦しくなる時があります。本当にこのまま進めていって良いのでしょうか?」
「そのお気持ちは分かるのですが、婚活をすること選んだ以上は「出会いはこうあるべき」とか「こうあってほしいと」いう固定観念を捨てて、貪欲に出会いを求める新しい自分にまずなりましょう。
遊び半分でなく、ベストパートナーに巡り合うために、ひとりひとりに真摯に向き合ってお会いされている訳ですので、後ろめたさを感じることは無いです。お相手方もそうなのですから。
複数交際を進めていく中で、自分にはどういう人が合って、どういう人とは難しいのかが分かってきます。
これは何度も接していかなければ見えてきません。
その中で素の自分を出していける人。
一緒にいて心地よいと思える人を絞り込み、仮交際から真剣交際に昇格していけば良いのですよ」と返答しました。
これで随分気持ちが楽になったとのことです。
しかし、お相手の難点を列挙して、「この人もあの人もダメ」では、一歩も前に進まない出会い放浪になってしまいます。
100%の理想の人はいないということを、口では承知していると言っておきながら、マイナス評価ばかりする人がいます。
ダメだしする前に、「良いと思った人に何故選んでもらえなかったか?」 それをまず考えて頂きたいと思います。
相手のことを知ろうとする気持ちが伝わっていたか。
相手の話を良く聴く姿勢で接していたか。
自分の考えを固くなに持ったまま相手に接していると、「一緒にいることが心地よい」とは思ってもらえません。
人の話をよく聞くということは「忍耐」「理解」「表現」だと言われています。
相手が話している最中に口をはさんだり、否定的な言葉を出していては、「この人は分かってくれている」という喜びは生じません。
理解ができているなら、それを表現する言葉での投げかけが大事です。そういったことで「また会いたい相手」と思われていくのです。
複数交際をしても、出会い放浪だけにはならないようして下さいませ。