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Marriage Support Diary

親心


ある女性会員のお母様よりお電話をいただきました。
娘可愛いさからくるご心配のあまりのことです。
いくつになっても子供は子供。 
放っておくことの踏ん切りなど、頭で分かっていてもできないのが親の定めです。
お嬢さんは特殊なお仕事で、全国を精力的に飛び回っておられます。
そういった中での婚活ですので、まさにこの人! と思った人しか申し込みをされないし、受けもされません。
お仕事上、男性を見る目が肥えておられるので、そうそうお眼鏡に叶う人はいないらしく、お見合はほどんど成立しないまま、月日のみが過ぎていきます。 
この状態にお母上は、「一人でずっといることが淋しくないのだろうか?」 
「かなりの年齢になっているので、一生独身で過ごすことになるのではないか」 そう思うと夜も眠れないとのことでした。
でもね、仕事の話をされる時のお嬢さんは活き活きと楽しそうでしょ?
その楽しそうな笑顔を見るとお母さんも嬉しくなるのでは?
親ってそんなもんじゃないですか。
子供が落ち込んだり、苦しそうな顔を見せたら、本当に辛い気持ちになるのが親。 
いくつになっても子供は子供ですからね。
でもね、娘さんの領分に入って余計な心配をすることはやめましょう。
淋しいとか寂しくないとか、それはお嬢さんの領分です。
一人でほんとうに生きていけるかどうかを決めるのもお嬢さんです。
婚活が本当に無意味だと思われたら、すぐにでも止められると思います。
すくなくとも親の手前でしかたなく婚活されるような人では無いです。
お嬢さんが求めている人との巡り合いが、50歳でも60歳でも?歳でも良いとしましょう。
独身を通すというお考えはないようですので、「娘の領分」として任す。 それで良いのじゃないでしょうか。
「そうですね、本当にあの子の活き活きした笑顔を見ると幸せな気持ちになります。 有難うございます。 気持ちがだいぶ楽になりました」
そう言って電話を切られました。
かくいう私も、40歳半ばの息子から「健康診断に行ってきた」と聞くや否や、
「えっ! どこか悪い予兆があるの!」と矢継ぎ早に質問攻め。
「なに慌ててるの? 年に1回の健康診断だよ」と、苦笑されました。
親ってそんなもんです。