2025年10月15日 04:58
とおくから…
遠い昔に聞いた恩師からの教訓があります。 「人が自分を必要にしているときに初めて寄り添っていくのが親切であって、人が自分の意思で何かをやり遂げようとしている時に手を差し伸べたり、干渉したりすることは余計なお世話です。」 子供達が成人してそれぞれの家庭を持ち、子育てを含め日々の生活に悪戦苦闘をしているさまを聞いたり、見たりしますと、ついつい口や手が出そうになります。 それをぐっとこらえ、SOSを出してきたときに動くことにしていますので、他のばーちゃん達からしますと、少し冷たく思われるかもしれません。 でもこのほうが円滑にいくように思います。 私のほうは、もうあまり頑張りがきかなくなった年齢になりましたので、あれやって、これ頼むね! と遠慮なくお世話になっています。 うまくやっていけば、歳月の中で、許し合う心も育つようです。 まずは完璧を求めない。 自分にも。 本当にそう思えるのは時間がかかりますが、長い人生です。 やっていきましょう。