決断の先延ばしについて

良い交際で進んでいる人がいるのに、また違う人にお見合い申し込みをしてしまう方がいます。
「目移りし易い人」であると同時に「決断を先延ばしにしてしまう」傾向があるのでは? と思います。
結婚はまだ先のことだが、お付き合いができる出会いを求めている方は、アプリや街コンなどの出会いで、次から次も良いかもしれませんが、結婚に向けての婚活は成婚がゴールです。
それに費やす時間は短かければ短いほど良いわけですので、「◯月までに決める」と期限を設定することが大事です。
選択肢が多すぎると決められなくなりますので、「3者以内に絞る」など自分で制限を設けると決まりやすくなります。
一人の方に絞ったら、次に結婚前提のステージに上げる決断をする。
その時に“完璧な”決断でなくても良いのです。
決断=100%リスクゼロ、という訳ではありません。「80%で進む」ことを自分に許容する。
不確実性やリスクを心配しないで、ここからが真の関係構築であると、相手のことも信じて進めていく。
結婚を決断する前には周囲への相談や、ネットで情報収集を頻繁にされる人もいますが、それが迷いを助長しないよう必要な情報は集めつつ、「収集→分析→決断」の区切りを自分に設定しておくと良いでしょう。
真剣な話し合いをしていく過程で「自分が大切にしていきたいこと。譲れない条件」などが明確になっていきます。
「迷ったらこの分析をする。そこから折り合い点を導き出す」という“ベースライン”を設けておくと決断しやすくなります。
理屈だけで決めようとすると、迷いが増えることもあります。
時には「どう感じるか」も判断軸にしておくと良いでしょう。
感情・直感も案外当たります。 ただし相性が合っているという前提ですが。
「先延ばし」はあたかもその先には結論を出すかのようですが、実は「決めない」という自分がいることを自覚し改善していってくださいませ。
いつまで経ってもお見合い放浪にならないために。






