どうすればいいの!
「人のことばかり聞いて、自分のことはほとんど話さない」と断りを受ければ、
今度は「自分のことばかり話して、私の話はあまり引き出さない。関心の低さを感じた」とまたもやお断り。
「いったいどうしたらいいの! 本当に難しい~」と頭を抱え込む人が男女ともにいらっしゃいます。
それは、前回の失敗を繰り返さないと構えすぎたのかもしれませんね。
「自然体でお話ができたので、とても楽しい時間でした」と、交際希望を受ける人とどこが違うか?
お相手のプロフィールをよくよく読み込んでお見合いに臨んでますか?
「プロフィールをきちんと読んでくださっていて、とても嬉しかったです」という感想があります。(男女とも)
これはできていますか?
プロフィールを読み込めば、お相手が何に興味をもっているか、
どんな日常を過ごしているかなどが分かり、お見合い当日のシミュレーションができやすいです。
例えば「とても〇〇ということに興味を持ちました。 もっとそのあたりのことを聞かせてください」 ともちかけ、お相手から会話が出ていくように仕向けていきます。 そして「~ そうだんだ、僕(私)はそのあたりは〇〇なんですよね」 自分の事も話していく。
そうすれば、質問調に相手の耳に届くということにはならなく、
自分の事も話せて、会話が一つの話題で、自然につながっていきます。
自然体で話せることで、お相手は安心感を得ます。
終始、この人は「どういう人?」と思い続けて相対することは、初対面では不安で落ち着きません。
ただただ「今日は疲れた」というお見合いになってしまうのです。
よって次回も会いたいという返事にはなりません。
会話が途切れてしまうことに、どきまぎする。
沈黙の間が冷や汗。 だから次々に話題を変えて一方的に話す。
あるいは自分のことを知ってほしいという気持ちが全面に出て、相手が聞いてもいないことを次から次へと話していく。
どだい、初対面で「分かってほしい!」と思うこと自体に無理があります。
お相手の質問に真摯に答えることは最もですが、行き過ぎますと、自慢話や、アピールにしか耳に届かないこともあります。
そうしますと、「思い描いていたイメージとは違う」ということでお断りが届くのです。
沈黙の間は確かに気詰まりですが、お相手が一生懸命答える言葉を探しておられるのかもしれませんし、
何か話題をと頭を巡らしておられるのかもしれません。
そんな時は、「こういうのって緊張ですね」とくすっと笑顔で、
「初対面ですから仕方ないということで、リラックスにいきましょう~」
「唐突ですが、先だって〇〇のラーメン食べたのですか、大変おいしかったです。ラーメン好きですか?」と話題をガラリと替える。
思わぬ展開で会話が弾むこともあります。
要は型にハマったお見合いは無用ということです。
お相手のプロフィールをしっかり読み込んでお見合いに臨べは、どの方向からでも臨機応変に対応できます。
まずは次回もお話がしたいと思わせる雰囲気づくりが最も大切だということです。