10月になり思うこと。
なんだかんだと論争があった国葬が終わり、菅さんの弔辞が胸を打ったと称賛の声があがったりで、ここのところまたテレビを賑わしていますが、本心で真心でそう思うのは言葉が生きるのでしょうね。
事故や災害で責任者の謝罪を耳にしますが、いまいち心にこないのは何故でしょう。 痛恨の思いが薄いから?
10月に入り、周囲がようやくコロナ前に戻ってきつつあることを実感しています。
長らく中止されていた歩行者天国で人が賑わっています。
3英傑祭りも間もなく開催されます。
商品の値上げラッシュがありますが、昔の物価は高かったです。
そのうちに好景気になり賃金も上がってきましたが、その前は安月給の中でやりくりしていた家庭が多かったです。
普段着などは自分で縫っていました。 今ほど安い物が身の回りになかったですから。
デフレからの脱却のために、多少の間は高物価も我慢ではと思います。
あるテレビに出ていたコメンテーターが、金があるから連泊の旅行にいけるので、そこに優遇のクーポンなど配る必要はない。
コロナが落ち着いてきている今、旅行好きは優遇がなくとも出向く。
生活困窮者はそれどころではない。もっと財源を有効に使うことに頭をひねってほしいと言ってました。
同感です。 どうも政府のお偉方がすることは、自分のお金を動かす訳でないので、とても雑に思えてなりません。
いったんお金持ちになると、よっぽどのことが無いかぎりお金持ちはお金持ちです。
その辺の層まで対象を広げることは無いと思います。
乏しい中より貴重な税金を納めている庶民のことを考えで、世の中のセーフティーネットを充実するために財源を使っていただきたいものです。
あと、2ヶ月で年の瀬を迎えます。
ささやかでも今年の締めくくりが無事にできるよう切に願っております。