食事のマナーから思うこと。
男女ともにですが、箸の持ち方がおかしい、くちゃくちゃ音をたてて食べる、口いっぱいにほおばりながら話す、肘をついて食べる。等々。
このような食べ方の人と同席している場合、良い気分になれないという人は案外多いです。
私は、向こうの皿を持ち上げないで、ずりと自分のほうに引き寄せる人も嫌です。
もちろん親しくなってからのことですが、気を許せる相手だからといっても食事は気分よく食べたいものです。
食事中のマナーは長い年月をかけて家庭で作られたものですので、本人はマナーが悪いとは気づいていないことが多く、他人に指摘されて改めていくことになりますが、まだ交際浅い段階ではデート中にお相手より指摘されることはまずないです。
相手に悪い印象だけを与えて、後日それが理由で交際終了依頼が入ることになります。
食べ方に自信がないかたは家族以外と食事をする機会を増やしましょう。
特に異性の友達で、悪いマナーを指摘してくれるような、そんな友達を見つけましょう。
指摘された時に不機嫌になる人はいますが、それでは損です。
交際ばかりでなく、社会人として、どこでどんな人と食事を共にするかわかりませんので、
食事中のマナーを身に着けられることをお奨め致します。
昔のことですが、息子の友達の男女数人が我が家で食事をすることになりました。
私は張り切って料理を用意したのですが、その中の女の子が持参したスナック菓子を食べながら料理をつついていました。
その様子を男子が諫め、一斉に息子の部屋に退散していき、とても残念な食事会になってしまいました。
小さい時からお菓子を食べながら食事をすることが彼女にとっては普通のことだったようです。
何でそんなに責められるのか全く理解できなかったようで口論になった挙句のことでした。
彼女には高校時代にこのような経験をしたことは良かったのではないかと思います。
人生の節目節目で誰かに注意をされたり叱責を受けることは誰にでもあるでしょう。
それに素直に耳を傾け改善に努力することは、その後の人生においてきっと良い結果をもたらすことと思います。
余談ですが、突っ張って一人で頑張ることは時には大事ですが、でも「頼っていいのだよ」と言ってくれる人に頼ることも大事です。
要は「素直さ」が一番ということで得になっても損はしませんよ。