共通点を見つける意識
お見合いは初対面になりますので、第一印象が良いかどうか、それがクリアできたら、次は共通点があるかどうかの判断になります。
全く共通点がないと感じたら、今後コミュニケーションをとる必要性が見いだせないとなり、2度目の出会いは難しいということになるでしょう。
趣味や趣向、体験、価値観、環境のどこかで、近いものがあるか?
それは、さらりとした自己紹介的な会話の中では相手はキャッチしてくれません。
又、聞き出すほうばかりに気を取られ、自分のことを併せて話すことを忘れて、次から次へと質問していく。
これでは親近感を持っていただけません。
「まるで面接のようだった」とか、「世間話で終始し退屈。次に会いたいと思いません」となるのです。
会話の上手なかたは、まずお相手の話から「へえ~ それは前から関心を持っていたことです。 もう少し詳しく教えてくれませんか?」とか「わかるわかる自分もそうなんです。あれはちょっと嫌ですね~」とか、お調子者と思われない程度で、同調、同感の言葉や、掘り下げの質問をしていくと、相手は自分に興味があるのかな? と感じ取ってくれます。
会話の中で共通点がないかと意識しながら話をしていくと、一つくらい見つけられます。
初対面では「その一つ」でも良いのです。
次に会ってもっとお話をしたいと思ってもらえるか。
初回見合いはそれにかかっています。
もし、映画の話題が出て、それが共通点であったとしても、コアな趣向がある場合は(例えばホラー等)自分から口火を切らないほうが良いかもしれません。
「全般的に観ますが、あなたはどんなものが好みですか?」と相手の趣向をまず捉え、お相手のジャンルから、すばやく添えるものがあるか?頭を回転させましょう。
先日、交際にするかお断りにするかで、さんざん悩まれた原因がこのホラー映画にありました。
仲良くなったら、「たまにはこんな物でもどう?」と誘われたら良いと思いますので、初対面では合わせていけるもので会話を盛り上げたほうが無難に思われます。