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Marriage Support Diary

生命の尊さ


寒い日が続いていますが、明日は春の予感を思わせるような温かい日差しが届くようです。
極寒の中で蕾をつけていた梅もようやく可愛い花を咲かせることでしょう。
因みに梅の花言葉は「忍耐」。 寒さの中で耐え忍ぶ姿そのものです。
近くの保育園児達が雛祭りの歌を口ずさみながら散歩していく姿は愛らしいです。
「もうずぐ春」。ほんとうに待ち遠しいです。
先が見えないコロナ禍、ウクライナの情勢悪化。 
「戦争」というとてつもない恐ろしい2文字がメディアから頻繁に出てきます。
世界はこれからどうなるのでしょうか。 不安が尽きませんが、そんな中で最近ある感動場面を目にしました。
それはコロナ感染で意識不明の重篤な妊婦がECMO装置に繋がれた中で無事に出産されたシーンでした。
感染が重篤な場合、血液をサラサラにする薬も投与されているので、 帝王切開手術は大出血を引き起こす可能性があるということでできない。しかし自然分娩ということを意識がない妊婦に委ねることは難しい。
医師は「奥さんを取るか、子供を取るか」の究極の選択を旦那様に告げられました。
旦那様は断腸の思いで「妻を生かしてほしいと」医師に願い出をされたその15分後にまさに奇跡が起きたのです!
なんと奥さんの子宮口が全開して、赤ちゃんが下りてきたのです!
赤ちゃんはもちろん早産になりますが、外に出ても十分生きられまでお腹の中で育て、赤ちゃんはお母さんがこれ以上は無理だという段階で下りてきた。 
意識のない妊婦に看護師、助産婦、医師たちが懸命の励ましの声をかけ続けながらの出産シーンは、もう神がそこにいるとしか思えないような感動で胸が震えました。 
赤ちゃんは病院ですくすく育ち、退院の数日前に意識が戻ったお母さんは、初めて退院するわが子を抱かれました。
その姿にもう涙が止まりませんでした。
助産婦さんはずっと赤ちゃんの心音など聞かせるなど励まされ続け、その都度、意識の無いなかで涙を流したり、かすかに指が動く姿を妊婦に見たとのことです。
「奇跡」という言葉で片づけられない何かがある。
「生命」という厳かなものを今さらながら思い知らされました。
権力が「生命」を脅かしてはいけない。
戦争は断固やめてほしいとせつに願うばかりです。