穏やかに、あと少し。
明日、遠方までお見合いに出かける男性会員のもとへ、大変申し訳ない連絡を入れる事態になりました。
お相手が急遽、外せない用事ができたということで、自分の世話人に今週の月曜日に連絡を入れておられたようですが、それがうまく伝わっていなく、当方に直前の連絡となった訳です。
男性様はしばらくぶりのお見合いでしたので、落胆は相当のものだろうと、お叱りを覚悟でお電話を入れましたところ、「行き違いは仕方ないこと。分かりました。気にしないで下さいとお伝えください」と仰っていただけました。
なんという人格者なのだろう。 ほんとうに恐れ入りました。
準備万端していたものが突然ダメになることはあります。 そん時、恨みごとの一つや二つは出てもあたりまえ。
しかしそれを言っても事態が良くなるわけでないなら、気持ちの切り替えをして次に思いを馳せたほうが精神衛生上よろしいかもしれません。
思い通りに進まない。 想定外のことに振り回される。 怒り心頭なことに遭遇することは世の常です。
そんな中で納上手な人は、生き方も上手なのだと思います。
怒りの感情に支配されない、拘りを捨てる、「許す」ことは、そう容易なことではありませんが、安息に繋がっていきます。
今年もあと残り少なくなりました。
穏やかに年越しができますよう願うばかりです。