大地の人
菅総理についてですが、良くも悪くも思っていませんし、別段支持もしていませんが、ようもまあ、「火中の栗を拾いなさった」と、
当初そんな感じで行く末を案じました。
新型コロナ感染拡大の中でのオリパラ開催や水害。 平時の時でも大変な対応であるのに、何をするにも、感染拡大がついてまわるのですから。未曾有のことだらけです。
「国民の平和と安全を第一」を唱っていても、経済面のことを考えればいろいろ難しい局面の対峙があるわけですので、普通の神経ではもたないと思います。言うは易く行うは難し。相当な難儀な毎日だと思います。
一国を任された総理大臣だから、その使命があるわけですが、並の人ではできませんね。
それなのに、このたびの総裁選には出ないと決意されたことに、最初はこれでは「火中の栗を拾いぱなしで終わるじゃん」と思いました。
衆議院選挙に向け、自党のことを考えた決断なら、なんかお気の毒と思いました。
国難を乗り越え、次の時代に繋げていくには、このような縁の下の力持ちの存在が不可欠なのでしょう。
色で例えるなら、菅さんは「茶色かな?」と思います。
茶色は大地の色。 大地は太陽の光を燦燦と浴びれるよう植物を育てる。 全ての土台になるもです。
ひょっとしたら、菅さんは自党の組織改革、将来に繋がっていく新体制を企てているのかな?
それなら、「火中の栗を拾いぱなしで終わる」訳ではありません。
とにかく、今度の総理は誰になるか、衆議院選挙はどうなるか、みものです。
昔バブル崩壊後に打ち出された金融引き締めで、手ひどい仕打ちを受けた経験がるある者として、誰がやっても同じ。
世の中は変わらないとは決して思いません。
舵取りを間違われたら、えらい目に遭うのは私達なのですから行く末を見ていきましょう。
菅さんは本当のところ何を見ているのでしょうね?