楽しいと思われない人。
楽しく会話を進めるためには「面白い人」や「話題の豊富な人」にならなければと思っていませんか?
「話題の豊富な人」は「自分からしゃべっているばがり」になりがちです。
お相手が聞き上手なら、もう止めがありません。
またコロナ禍において、政府の批判や現状の不満をとうとうと話す。
こんな場合、お相手は内心退屈で楽しい気持ちにはなっておられません。これは男女ともにいえることです。
デートの折に、座を盛り上げようと「おもしろい話を」次から次へと繰り出すので、
すっかり疲れてしまったと女性から報告を受けることがあります。サービス精神の空回りです。
「いっしょにいて楽しい」は「一緒にいて心地良い」に通じます。
決して多くは語らないが、穏やかに相槌を入れてくれたり、じっくり聞きながら、要所要所にピリッとした反応を返してくれる。
要は人の話をよく聴きコミュニケーションが取れることが「いっしょにいて気持ちが良い」と思われるのです。
「話題が豊富」なこと自体が悪いわけではありません。 どんな話に切り替わっても柔軟に対応できることは素晴らしいことです。
しかし、相手が閉口しているサインを見逃すほどに自分ばかり喋る人は嫌われるということです。
けっこう盛り上がったお見合いだったのに、どうして断りが入るのか分かりません。という人は軸足が常に自分にあったのではないでしょうか?