されど写真
お見合い写真をアップする際、ご自身がお気に入りのお写真が多いですが
それが果たしてお相手にとっても印象が良いか? となると少し違う場合があります。
よってお写真の選択は第3者に委ねたほうがよろしいでしょう。
特にお見合い写真は異性がご覧になるので、男性の目、女性の目は違います。
ある女性会員様です。 実際にお会いした時のイメージとお写真がかなり違っていましたので撮り直しをお勧めしました。
実際はシャープで知的な雰囲気があります。しかしお写真は全体的にソフトというかどこかぼやけていて、平たくいうとパッとしないのです。
彼女はそこそこの年齢でしたので、ご自身が希望される年齢の近いかたへ申し込を出してもことごとくお断りが入ります。
よって若々しく見せることが重要なのですが、そのお写真は、もっと平たく言うと「おばさんぽい」のです。
しかし私がそれを指摘するまではご本人は全くそう思わず、優しい女性らしい雰囲気が出ていると気に入っておられましたので、当方が今後の改善のために写真変更を勧めてもすんなり、聞き入れては下さいませんでした。
シャープで知的な雰囲気を出すことで男性が引くのではないかと心配をされる始末です。
男性は母性本能に弱く優しい女性が好きではあります。
しかしお写真でまず惹かれるのは、きりっとしていて明るく前に迫ってくようなインパクトがあるお写真です。
これは男女とも共通で本能なのです。 異性を求める場合、種の保存=生殖機能が高いか低いかで潜在意識が判断しています。
よって男性の場合、ひ弱そうな人は人気がないし女性もぼや~とした感じの人はスルーされてしまいます。
彼女はもともと持っている部分をそのまま出したら良いだけで、それを隠すことは無いのです。
しかし一般的に自分が選ぶ写真は自身がマイナスと勘違いしている部分が隠れているものを得てして選ぶと言われています。
だから第三者に選んでもらった方が良いのです。
最終的には写真スタジオで撮り直しをしてくださいました。
そして変更アップした途端、彼女が申し込みをされたかたからOK返事が届きました。
今までお相手からの申し込みはありましたが、自分の希望と合わないからということで全てお断りをされていましたのでこれが初見合いですが、それももったいない話ではあります。
ある年齢以上になりますと、ある程度はいろんな角度から検討して少しでも出会うチャンスを増やさないと成果につながっていきません。
先日入会されたある女性ですが、今度9人のかたとお見合いされます。
舞い込んだご縁はすべて受ける。これこそ正攻法なのです。
本当に結婚したいのか、自分の譲れない条件に結婚したいのか。
??と思うときがままある、ご縁事情でございます。