断る力
来週末あたりから桜開花であちらこちらで賑わいが出ますね。
街行く人のコートも軽くなり春間近。 秋に植えた球根が蕾をつけています。
春は命の伊吹を感じ活力が湧きますが、配属先の異動や転勤など慌ただしい季節でもあります。
そのためか通常月よりもお見合いの数が少なくなる傾向がみられます。
また交際をされているカップルはデートの回数が減ったり連絡が途絶えがちになったりする危うい時期でもあります。
デートのお誘いの電話が来るたびに、はっきりした日程が出せなかったり、お相手の希望日と自分の希望日がことごとく合わなく普段ならそこを調整できるはずが何せ忙しく日程を動かすことができない。 そんなことの繰り返しでだんだんお誘いの電話が負担になる。
あるいは、また誘ってもその日はNGだからと言われるのが嫌だからお誘いのメールや電話が遠のいてしまう。
最近、こんなこともありました。
お相手との日程が合わないので、何度も誘ってもと思い、「気が向いたら会いましょう。 また連絡ください」と伝えたところ、お相手は「あまり会う気持ちが無いのかな」と誤解してしまい、テンションがかなり下がってしまった。 それで交際終了です。
もう少しのやり取りがあってから決めても良いのに。お付き合いが浅いうちは繋げていこうという気持ちが希薄ですので悩ましい限りです。
この反対に「断ることが苦手」という人もいます。
交際継続は難しい。そろそろ終了にしたいと考えていた矢先にお相手から〇〇日どうですか?と連絡が来てしまったので、迷ったがOKと伝えてしまった。 でもやはり会うのは無理。相談所の方で断わりを入れてほしいと依頼されることがあります。
それを伝えられた方は、「それならその時なんで断ってくれなかったの? こちらはレストランの予約に動きだしているのに」とお怒りを受けます。もっともだと思います。
あとから後悔が湧いてくるようなら、それは断るべきだったのです。
「断る力も養成しておきましょう」 それが相手の為なのです。
するずる交際を長引かせてもその先が難しいと感じてるなら、それはきっぱり決断をしなくてはいけません。
その匙加減は難しいところです。 でもやらねば。