2回目が勝負!
あるテレビ番組で婚活パーティ事情というものが放映されていました。
男性一人に15人の女性が取り囲む。 番組の話題性作りでオーバーにしている訳ではないと頷いてしまいました。
昨日書店でぶらぶらしていますと、「男性にいかに気に入られるか」なんていうHow to本が目に留まり、いやはや昔はこんな本は男性専科だったのに、ほんと独身女性の受難の時代と痛感しています。
立ち読みで失敬してますと、日頃から懸念していた内容が書かれていました。
「私、極度の方向音痴なんです! だから近くまで迎えに来てね」 なんて甘ったるい声でお願いしても今時の男性はそれでアウト。
「まともに事前に調べようとしない。 スマホのナビも読めないの? 迷えば人に聞けば良いこと。」
自立してない女性なんて魅力無し。 一刀両断言い切る男性は少なくないとのこと。
尻尾振って即迎えに来るような男性はあなただけではなく、同じようにどんな女性にも同じことをしています。
真面目な男性は人として対等という観が強く、女性は男性と違うからと諭しても、なかなかそれを良しとしてくれる男性は少なくなりました。
お見合い出合いについても、早い段階で終了を言い渡されるのは以前は圧倒的に男性が多かったですが今は女性も同じくらいになりました。
昔は先に断るなんて男がすたる。変な意地か思いやりか分かりませんが、かなり女性から理不尽な扱いを受けても女性が愛想つかすまでは待ちでしたが… 女性にとっては古き良き時代。 女性はまさにお姫様でした。大切に大切に扱われるもの。
その感覚が抜けない仲人も結婚相談所の中には多くいます。 だからちょっとしたことで目くじらを立てる。
デートが割り勘だったとか、最寄りの駅まで迎えにこなかったとか。
とても素敵な女性でめろめに惹かれたならそれゃ何処にでも飛んでいくでしょうし、美味しい物もうんと御馳走したい。君に食べさせたい。 それが男性の本性です。
そう思わせるほどに女性も磨きをかけなければ。そこを怠り、あれもしてもらえない、これも気遣いがないというのは片手落ちというか、
してもらえて当然ではないということをまず分からねば。そうすれば不満も出ないでしょうし、ストレスも感じません。
全く未知の者同士が初対面で会う。それをご縁につなげるには、双方が努力をするのは当然なことです。
初対面から感性が合う、合わないなど本当に分かるのでしょうか?
お見合いの結果報告で一番多いのがこの「感性」です。
初対面の緊張の中、なかなか思うように話せない。 どれだけ相手に通じるように互いに話せたでしょうか?
営業マンでも人の懐に入るのは至難の業なのですから。
生理的にどうしても合わない。話しかたが横暴。見下している。自分の事ばかり話す。 不潔感がある。
そういった事なら分かりますが「感性」となると?? 明確に譲れない理由が無い限り、もう一度会って相手を知ろうという気持ちになっていただけたらと思います。
昔は紹介だけのお見合いシステムでしたが、今は自分で選ぶことが主流で格段にお見合い成立数も多くなり、一つダメになったら次の紹介まで首を長くして待つこともなくなりました。良いことは沢山有りますが決断のスピードが速くなったことは否めません。
だからこそ、競争相手が多そうなかたとお見合いが成立した場合は交際成立に持ち込み、2,3度会いたいなあと思わせるよう努力しなければ。
その為にも2回目の出会いは本当に大切なのです。
お見合い当日よりも、もっと素敵ないでたちで男女ともお出かけくださいませ。