歳月
先日掃除をしていて棚に飾ってある写真立てをまじまじ見入り、深いため息をついてしまいました。
成人式の晴れ着姿の娘を真ん中に私の両親が両横、その端に私が写っている写真です。
穏やかに笑みを浮かべている両親はこの15年の間に父は他界、母は認知となりほとんと何も分からないようになりました。 写真の中の私はまだ見るに耐えうるですが、今はとても悲惨で写真嫌いになりました。
娘は間もなく2児のママになろうとしています。
毎日慌ただしく15年の時の流れを過ごしていても、振り返ると形が大きく変わっている。
今更ながらこれほどまでに変化があったのだと。
15年後はさらにどうなるのか?私のような年齢の者にはかなり深い意味合いがあります。
さて、本年度の成婚者リスト出しとその活動履歴の作成準備をしながら、今また感慨深く
それぞれの成婚ドラマを思い出しております。
ある男性のかたです。
なんと婚活年数18年。 そしてお見合いから成婚が決まった期間1ヶ月!!
18年もかかったのに、決まるときはたったの1ヶ月だったということに運命のようなものを思い知ります。
彼の行動は本当にパワフルでそれが空回りすることなく、ここがプロポーズ時という私のアドバイスも見事的中し、全てがまるでスポットにどんどん吸い寄せられるように勢いがついていきました。
18年の歳月の中でモチベーションを維持することはまず難しかったと思いますが、最後の力は凄いものがあり、朗報が届いた時は鳥肌が立つくらい興奮しました。
ただなんとなく時を過ごしていても、歳月は何かしらの形を形成している。
時には立ち止まりその形を確認することもいいのでは…..
進むべき道を教えをくれるかもしれませんよ。