思うこと…
小さい子供への虐待事件が後を絶ちません。
ニュースで放映される度にチャンネルをすぐに変えてしまうほど
その惨さに胸が張り裂けそうになります。
なんためにこの世に生を受け、そしてなにゆえに…. 惨くて惨くて許されることではありません。
乳幼児は脳のある部分がまだ未発達で感情をコントロールすることができなく
特に自我が芽生えてくる2歳頃は手がつけられないくらい、感情の爆発や泣きわめきで本当に育児が大変な時期となります。 この時期どんな親でも程度の差はあれ幾度なく子供に手を挙げてしまいます。
そして育児ノイローゼになったり、育児放棄に近い状態になることもあります。
環境の悪さや親の性格で、それが虐待にまで進んでしまう。
一歩間違えば自分も。と思っている方も多いと思います。
この感情をコントロールする脳はかなりゆっくりしたスピードで成長していき個人差も
あるとのことですので、これは人間として通る道。この子が我儘だからではない。
私の躾が悪い訳でもない。 この子自身も何がなんだかわからずただ泣いて訴えるしか術がないのだから、ここは我慢比べ。
そのうち泣き疲れて眠るまで待とう。他に気持ちを向かせる工夫をしょう。
そんな気持ちの余裕が無くとも、そう切り替えなければ、子育てはある時期辛くてつらくて仕方ないもになります。
手を挙げそうになったとき、暴言を吐きそうになった時、「この子が悪いのでない。脳がまだ未発達だから」と心の中で呪文を唱えてください。
客観的事実があれば、得体の知れないものへの怒りは幾分収まります。
そして天使のような寝顔でまた救われ、子供への愛おしさでまた明日が迎えられます。
結婚したら子供を持ち幸せな家庭を築くことが皆さんの夢。
そしてそれが現実になったとき、誰もが通る道を通らなければなりません。
戦友はオーバーですが、共に助け合い協力し合って通り抜けられるものですので
片方ばかりに押し付け逃げてはいきません。
自分一人で抱えこんでもいけません。
自分たちの家族を作ることを希望して結婚したはずです。
親として試される時期を共に乗り越えてくださいませ。
ここをまずまず過ごせましたら、第二反抗期はさほど大きな事にならないようです。
「どんなことも思ったほど悪くならない。翌日になれば改善されている」
誰から聞いたか忘れましたが、 物事がうまく進まない、壁にぶちあたった時は
この言葉を信じ、それの繰り返しでこの年齢になりました。思い方ひとつで改善される
道が開くこともある。 そのためにも自分の世界だけに閉じこまず殻をかぶらず
オープンにアンテナを張って子育てしてくださいね。