選択を促す。
ある本を読んでいまして、是非活用して頂きたいとご紹介いたします。
人は決断が得てして苦手である。
しかし、比較することは得意である。
「こっちのほうが良いな~」というのは単に比較しているだけで
決断ではないのですが「こちらが良い」というと頭の中で決断したかのような
錯覚をしてしまう。その心理を利用するのが「選択の自由」であり
これをデートに誘うときに上手に使えばよいと、ある本に書いてありました。
お見合い後、交際になったものの 最初の頃はまだまだフランクにデートに
誘えないものです。
誘われる方も、そんなにウキウキして待っている人ばかりではありません。
まずは様子見という女性も多いです。
そんな時、次いつ会えますか? とか 今度会ってくださいと振るのは
あなたのメリット。つまりストレートなお願いで、お相手は「決断」を迫られています。
即、「いいですよ!」と返答があるのは、本当にラッキーなこと。
ほとんどは、「少し考えさせて…. 」と言葉を濁します。
ここで気持ちが無いのかな~と心配するにはまだ早い。
会いたくない訳ではないのです。
即決の回答を出すことをためらっているのです。
なら、振る言葉を変えれば良いのです。
「〇〇のパスタが美味しいと評判だけど、友達が行ってやっぱりすごく美味しかったって!
それと〇〇にある釜飯は絶品だそうだよ。
どちらかに今度是非誘いたいのだけど、どちらがいい?」
「こっちがいい」という比較選択は非常にできやすいし、自分が選んだという満足も
あります。選んだことで決断したという錯覚もありますので、これで次回デートの
約束は取り付けられました。
日時場所を一方的に切り出して誘っているかたは注意してください。
交際開始から1,2度の出会いでお断りが入りますよ。
相手の事を想像して言葉を作ることによって、「イエス」の確立がぐんと上がると
その本には書いてございました。( 伝え方が9割:佐々木圭一著 ダイヤモンド社 )
仕事にも役立つと思いますのでご紹介いたしました。