ライフスタイルの変遷。
昨日あるテレビ番組を見ていて大いに考えさせられました。
今、日本では空き家が増大し、それが深刻な問題になりつつあるとのこと。
私たちや、それ以前の世代は「夢のマイホーム」を持つことが一番の目標としてお父さんは我武者羅に働き、お母さんもそれを支えました。やっとつかんだマイホームは郊外で、たとへ通勤に1時間以上かかったとしても、お父さんは早朝に家を出、ラッシュアワーに歯をくいしばりながらも家族のために頑張り続けた。
そしてその両親達は今や老い、子供達は巣立ったなかでマイホームを維持することが困難、あるいはできなくなった状況が空き家をつくる要因になっているとのこと。
今や若い世代は共稼ぎが常識になり、子育てをしながら働く女性も多くなりました。
そういったライフスタイルでは「利便性がまず1番」 通勤に途方もない時間を使うなど論外ということは当然と言えば当然です。
しかし「夢のマイホーム」にしがみついた世代はそこまでは読まなかった。
我が家でも 「この家どうする? 定年後は帰ってくる?」 この問いかけをよくしますが、息子は「30年先のことなど分かんないよ」と一笑します。
ライフスタイルの変遷を現実的に受け止め、今からでも考えかたを変えて準備していかないと、「どうしょ….」と途方にくれる時が来るとそのテレビ番組を見て痛感いたしました。
アベノミクス効果で私達の生活も変わってくるでしょうか?
私個人は好景気の余波など関係ありませんが、給料アップにつき
年収変更を報告してくる男性陣がこの暮れより続出しています。
こいった点を見れば、徐々には動いてきたかなとも感じています。
やはり経済的安定があってこその結婚と捉えているかたが多いですので
大いに期待するところでございます。
結婚の決めては「ライフスタイルが同じであること」というかたが多いですが
これは変遷していくものであるという認識のもと、こだわり過ぎないようにしていってくださいませ。