結婚相手に出会える結婚出会いサービスならプレマリ

Instagram

Marriage Support Diary

幸せの落としどころ

ある本の中で紹介されていたものです。
アメリカのボブ.ムーアヘッドという人が書いた文章ですが
その中で一部抜粋します。
「この時代に生きる 私たちの矛盾」
ビルは空高くなったが 人の気は短くなり
高速道路は広くなったが 視野は狭くなり
お金は使ってはいるが 得るものは少なく
たくさん物を買っているが 楽しみは少なくなっている
家は大きくなったが 家庭は小さくなり
より便利になったが 時間は前よりもない
たくさん学位をとっても センスはなく
知識は増えたが 決断することは少ない
専門家は大勢いるが 問題は増えている
薬も増えたが健康状態は悪くなっている。
ネット上で広まったということで、 既にみなさんはご存じかもしれませんが
私は、ただただうなづくばかり。 まさにその通りなんですもの。
この年齢になりますと多少自分のために使うお金もできますので
昔あれほど欲しかったというものを手にいれても、さほど感動が湧きません。
自分の物を我慢しても子供の物を優先して買っていた頃が懐かしい。
それがなくなり、今や孫のためにせっせっとお買いもの。
これで心が満たされる自分にあきれております。
家電充実で家事は軽減されたはずなのに、依然休みの日はフル回転で走り回っている。 
お掃除ロボに任せで優雅にお茶というわけにいかない貧乏性に笑けます。
無理をして大きな家を建てはしたが、じきに子どもは成人し
皆ばらばら。今やその広いリビングでテレビ相手に一人笑っている。
でも、でも 年に数回 そのリビングに家族が集結し、昔のような団欒が戻ったとき
何にも代えがたい幸せと充実感で心が満たされます。
自分だけのことなら、たとへ大騒ぎして散財しても
一時的な快楽でそのあとに来る寂寥感に空しくなるだけです。
小さい時の心に残る道はあんなに広かったのに 久しぶりに訪れた
懐かしい道がこんなに狭く見えるとは…
想像力が欠けた今、色あせてた風景をよく目にします。
対比するものが有り過ぎるのか、自分が老いたのか。
たぶん両方だと思いますが、有りすぎるということはそこで歩留り。
無ければそれ以上のものを想像し、広がりをつけ
あらゆるものを実態より大きく心に刻みます。
高学歴、高収入、いろんな面で恵まれている人が多くなりました。
しかし、なかなか結婚を決められなく出会い放浪をしている人も多くなりました。
カードが有り過ぎで迷いに迷う。昔は限られた中からの選定ですので折り合いをつける
スピードが速く、一生添い遂げる夫婦が多かったです。
たった一つ大切なものがあればそれでおんのじ。
幸せの落としどころを見つけてくださいませ。