気持ちと裏腹のことを言う人

ある男性からのご相談でした。
「LINEでのやり取りの中で相手が不快な気持ちになっているのではないかと心配です。
早急に電話したほうが良いでしょうか? 緊急ではないので、返って迷惑でしょうか?」
ボタンの掛け違いで誤解が生じているのでは?と思い、「そのほうが良いですよ」とアドバイスをしたのですが、彼は「仕事の合間に電話を入れると拒絶されるのではないか」と不安になり 、思わず「相談所の人から電話しろと言われたので」と、切り出してしまった。とのことです。
これはさすがにアウトですね。
案の定、彼女に「あなたの意思ではないのか!」さらに不信感を持たれてしまいました。
彼は別に言わないでよいことを言ったり、気持ちと裏腹のことを言いがちです。
相手のことを思いやり、気遣いをしているのに、気持ちと言葉がちぐはぐで誤解を招くことがよくあります。 LINEなら尚更です。
「気持ちと裏腹のことを言う人」は、心理的にいろいろ理由があるようですが、心を守るための反応であることが多いと言われています。
本当の気持ちを出すと傷つくかも? 拒絶されるのではないか?そんな不安から人は自己防衛で思わぬことを言ってしまいがちのようです。
大切な人にほど、嫌われたくない。弱みを見せたくない。という気持ちが強くなるのは、
多少誰にでもあると思いますが、彼の場合はそういったことが強いように思います。
せっかく結婚まで考えているカップルなので、このままでは壊れてしまう!
彼にあれこれアドバイスをいれるとともに、彼女のほうにも特性がある人との付き合いかたをアドバイスしました。
気持ちと裏腹のことを言う人は弱いのではなく「傷つきたくない人」
素直になれない「不器用な人」「本音を出すのが怖い人」であることが多いようです。
育った環境に影響している場合が多いと私は思っています。
このような人への接し方ポイントは “言葉をそのまま受け取らないこと” です。
「えっ!!」と思うことでも否定的な言葉で返さない。
詮索しすぎない。 先回りして考えすぎない。
腑に落ちないことがあっても、聞き方に工夫をして「この人なら安心して話せる」と思わせることが大事なのです。
この辺のことを彼女に伝えましたところ、「昨日のデートは、いつもよりとても話しやすかった」と報告が届きました。
きっとそれは彼女が接し方を変えたことで、彼は本音で素直に会話ができたからだと思います。
足らないところはお互いに補い合う。
成婚のゴールを切るカップルはそんな人達です。






