彼女の支えで人生が変わろうとしている

周囲から、肉親から、優しい言葉をかけてもらった記憶が無い。
何かと叱られていたように思う。
幼少時より何でも我慢を強いられてきた。
そんな日々を過ごすために、強がりを突っ張り棒にしながらいままで生きてきた。
時には自暴自棄になり、トラブルメーカーになったこともある。
明るく普通に過ごしている人を横目で追いながら、常に孤独感に苛まれていた。
こんな自分がある日、ある人との出会いで、もっと苦しみ、そして最後には「幸せ」というものを手に入れることができたのは「奇跡」という言葉以外に浮かんでこない。
人の優しさに戸惑う。 嬉しいのにどんな表情、言葉を返したら良いか分からない。
心の開示経験が無いから、「何を考えているか分からない」と言われて益々戸惑い、相手を不安にさせるばかりか、自分はもっと不安になる。
彼女を離したくない。 でもこんな状況なら相手は去っていくだろう…
想いを言葉に乗せることができないもどかしさと苦しさで、せっかくの彼女からのコンタクトにも逃げ腰になる始末だった。
いよいよもうダメかと諦めかけたときに、アドバイザーさんから彼女から相談があったという電話が入った。
これまでの経緯をすがる思いで話し続けた。ずっとアドバイザーさんは静かに聞いていてくれた。
そして彼女の考えを伝えてくれた。
お付き合いしていく中で、コミュニケーションがうまくとれないのは、発達障害からくるものではないかと思い始めている。 私は専門家ではないけど、昔の職場にそういう人がいて職場のみんなと勉強したことがある。
もしそうならそのように接していけば良いと思うのだが、本人を前にして確かめることはできない。
どうしたら良いでしょうか? という相談で、できればアドバイザーさんから、発達障害のグレーゾーンについて話してもらえないか? ということだった。
もの心ついた時から「生きづらさの苦しみ」があったので、その原因が分かればと、
診察を受けて軽度の発達障害があることが判明した。
なにか、スーーと霧が晴れたようで、自分の性分が悪かった分けでなく、
障害として受け止め、相談機関の支援を受けながらこれから生きていこうと覚悟ができた。
前向きになった自分を応援すると言ってくれた彼女の言葉は心底嬉しかった。
そして彼女と自分の橋渡しに奔走し、発達障害ということを勉強し、言いにくいことを
(一歩間違えはトラブルになることを覚悟の上とアドバイザーさんは言っていた)
投げかけてくれたことに感謝しかない。
まだご成婚には至ってないカップルですが、途中の経過報告とこれまでの事を綴ったお手紙に感涙が止まりません。
一生けん命に生きていく姿は誰かの目に止まります。
それを信じてこれからの人生を生きてほしいと切に願っています。






