誉め言葉は和みます。
昨日はホワイトデーでしたね。
ある和菓子屋の陰謀説がありますが、バレンタインの御返しとして「マシュマロ」」はどうか?に端を発したと言われています。
それがすっかり定着し文化にまでなっているのは、動機がどうであれ、贈り物は嬉しいものだからですね。
前日の夜のデパ地下売り場では、お菓子コーナのあちこちで男性達の長蛇の列が見られました。
コロナによる行動規制がなくなり、みんな活動的になり、また、春闘のベースアップ満額回答が連日報道され、なんとなく財布の紐も緩くなる。 それがここ数年見られなかった長蛇の列に繋がっているのでしょうか。
男性陣がチョコやケーキ、クッキーを選んでいる顔はとていいな~と思いました。
「恋人、奥さん、娘、同僚 etc…」 贈る相手はそれぞれで男性陣の年齢層も幅広く、たとへ義理であっても「贈る人へ想いを馳せる」と良い顔になるもんですね。
さて、ある男性の嘆きです。
いつも、いつも、お断りの理由が「優しく良い人だと思いますが、価値観が合いませんでした」 「結婚後のことがイメージできませんでした」「上司と話しているようで結婚相手としては見られなかった」です。
これは、そもそも、自分の話し方や容姿が女性好みでないからですか? と私に相談を持ち掛けられました。
容姿が好みでなかったらお見合いを受けたりはされません。
話し方が悪いなら「優しく良い人」という印象は受けません。
理由の本質はそういうことでは無いと思い、お見合時にどんな会話をしていますか? と聞いたところ、
「休日の過ごしかた」という話題を出しますとのことでした。
この男性は地元の草野球チームに所属されていて、シーズンはほとんど野球。 オフは図書館で勉強しているとのことでした。
一瞬に「結婚後のことがイメージできない」と言われる所以が分りました。
休みは家族を置いて自分の趣味に出掛ける人かも…
図書館で勉強? お出掛けに付き合ってくれないかも…
そんなことが頭をよぎる女性は多いと思います。
アクティブの人、インドア派の人、それぞれに関心の寄せどころが違います。
いつも同じような「休日の過ごし方」を話してはいけないのです。
その為にも事前にお相手のプロフィールをしっかり読み込み、つかみど何処を把握してお見合に臨んでくださいませ。
お相手が話す割合と自分が話す割合とどちらが多いですか?と聞きましたところ、僕ですと仰いました。
一方通行の会話になっているから「上司と話しているように感じる」になってしまうのです。
モテル男性は女性が気分よく話すテクニックを知っています。
それは共感の言葉をどれだけ使うかです。
共感に近いものとしては「ほめる」があります。
「ほめる」とは相手のいいところを見つけるということです。
相手の話に出てくる行動などに良い面を見つけだし、すぐにほめる!
「凄いね!」「努力してきたんだね!」 「とても良いね!」
「別にこれと言った趣味なんかありません」
「会社と家の往復で休みは家でまったりしています。」という人には、「いいんじゃない、それで」「休みたい時は休まなきゃ」
「僕もまったりは好きですよ」 と肯定する。
褒められたり、肯定されたり、共感されたりすると誰でも嬉しくなります。
「私のことをこの人は分かってくれている」と相手が感じれば、自然と会話は弾み、お相手は満足感で終わります。
男性は会話の中で自己主張する傾向があり、女性は協調しながら「和」を保ちたいという傾向があります。
この性の違いが会話のすれ違いを起こす原因になりやすいので、お見合や交際がまだ浅いうちは気をつけられることをお勧めします。