2025年10月15日 00:24
変わりゆくもの
ある小説の中でこんな場面がありました。 「仕事だの自立だのにあくせくするから、満たされないし、男性を凌駕してしまって恋愛が遠のくの。 男性も女性も、異性なしでは幸せになれないことをよくよく自覚するべき」 これは一昔前なら分からないでもないですが、今は違っていますね。 同性同士でも伴侶になれるし、そんなにあくせくしなくても良縁を手に入れているキャリア女性は多くなりました。 出会いや結婚形態、そのプロセスは昔とはだいぶ違ってきていると実感しています。 男女を問わず、恋も仕事も手に入れていくかたのタイプとは。 それは、突きつめてマイナス思考にならず素直に場面、場面に適応していく人でないかと思います。 その小説のくだりに下記のような場面もありました。 「結婚ってまだよくわからないけど、浮気とか不倫という意味でなくて、逃げ場があった方が辛くならないように思うんですね。 行き詰った夜に、ふらりと散歩して珈琲を一杯飲めるような場所。 そこに旦那さんがふっと迎えに来てくれたら、十分なんじゃないでしょうか。 家族だからって、全部を共有しなきゃいけない必要はないかもしれないし」 こんな素敵な夫婦になれれば良いですね。 今のカップルは案外多いかもしれません。 夫婦になっても余裕はどこかに残して。 突っ走って来て。無理を認めようとせず我を張って生きてきた身にとっては羨ましい人生観です。