2025年10月15日 00:45
気づかないこと
デートには食事がつきものです。 食事の場面は重要でライフスタイルや価値観、これまでの体験などが出ます。 会話がメインのデートに「食」という場面が入ることにより、お互いがあらためて相手を感じることになります。 会話に夢中になりすぎて、つい食べ方がおろそかになってしまうことがあります。 食事のマナーは家庭の躾で習得していくものですが、これが疎かになって育ってきたかたは、 マナーが悪いと気づかずにそれが普通だと思っていることが多いです。 何も小難しいテーブルマナーのことではありません。 肘をつく、くちゃくちゃ音を立てて食べる。箸の持ち方が悪い。 「そんなことぐらい」と思われるかもしれませんが、同席している相手に十分不快感を与えることです。 交際間もない男性からお相手に対して、「肘を付いたり、箸先を反って物をつまむことが気になりました」と報告を受けました。 お相手はとても優秀で美人さん。気立ても良く明るいかたなので、とても残念に思います。 これを相談所を通して伝えることは傷つかれるかもしれませんので、 『親しい関係になったら「その箸の使いかたおかしくない?」と、さりげなく教えてあげたら良いでしょう』とアドバイスしました。 交際相手への注意についてはためらいがあるかもしれませんが、素直なかたなら指摘を有難く思われるでしょうし、 不快感を表されたら、それまでの人であると見極めもできます。 食べ方に自信が無いと思っているかたは、家族以外でそれも異性の友達で、悪いマナーを指摘してくれる人と人間関係をつくり食事を共にする機会を増やしてくださいませ。