2025年10月15日 05:32
会話は弾めども。
ある日のお見合い結果報告です。 男性:とても話が盛り上がり楽しかったです。お相手も明るく笑顔で接してくれたので又お会いしたいと思います。 女性:確かに話は続きました。でも私の心は盛り上がっていませんでした。営業マンにリードされて世間話をしているようで。 別段私に興味を持ってくれたようには感じませんでした。友達としては良いかもしれませんが、次に会いたいとは思いません。 男性に交際不成立を伝えたときの第一声が「何がいけなかったのかさっぱりわからない!」 あれあれ、これでは何度お見合いしても同じことの繰り返しですので、まずは振り返ってみましょう。 (反省点) ただの自己紹介プラス情報提供になったのではないか? つまり男性は初対面故に、いろいろなテーマで彼女に質問していった。 彼女はその投げかけに誠実に、時には笑顔を持って答えていった。 だから会話は形の上では途切れることなく続いていったので彼はそれを勝手に盛り上がったと勘違いした。 彼女のほうは答えたものの、どれに共感してくれているのか、興味を持ってくれているのか、 「ちゃんと人の話聞いてる?」という時が何度かあったので、「世間話をしに今日きたんじゃない!」 内心ふつふつ不満放出。二人の距離は遠いと感じた。 初対面で次に会いたいと互いに思うためには、とにかく距離を縮めることでその日を終わらせることです。 営業マンと顧客ではなんの問題もなくその日はおさらばですので、うわべだけの会話で十分です。 でもお見合いは次に繋げてこそです。 ならどうすれば良いのか。 それはお相手が興味を示したサインを見逃さない。かならずやそこにキーワードがあるはずです。 それを深堀するのです。 「それって楽しそう! 始めたきっかけは? 何人くらいで活動しているの?」 「どんな人達が集まるの? 場所はいろいろ変わるの? 」 とにかく興味深々の態度で聞いていくのです。 自分の好きなことに相手が興味を持って聞いてくれることは嬉しいものです。 そして気分も良くなりいくらでも掘り下げた話はできます。 そして「私に興味を持ってくれている」と実感できるのです。 お見合いは自己紹介ごっこで終わってはいけないといつも会員様に注意しています。 「まずは今日は楽しかった。でもあまりいろいろ聞けなかったので次回会った時に。」 お見合い初日はこの程度で終わって大丈夫です。 ごった煮のテーマではただ疲れるばかり。 一つ二つで十分ですよ。 ただ、お見合い慣れしているような女性は冒頭からいろいろ身上書的な事を聞いてくる場合があります。 自分の知りたいことをさっさと確認して。それから話の展開をどうすか決める。 これではまるで面接官です。 相手はいつも初対面であるという初心の気遣い忘れないでくださいね。